2011年05月31日

ベンチャーの資金調達事情

昨日は、午前と午後と1社ずつ、資本金等が2億円を超える会社との打ち合わせでした。午前中の会社はIT関連で、多数の関係機関から資金が入り、資本金が大きいのですが、研究開発している期間に何年間も大きな赤字を計上し、後半は金融機関からの資金調達もできない状況になっていました。けれども、そこから何とか金融機関以外から資金調達を行い、奇跡的に事業を軌道に乗せることができました。今となっては、お金が余っている状況で、すっかり金融機関からの資金調達の必要もなくなった無借金経営となりました。逆に、借りてほしいくらいの会社になったようです。

一方、午後訪問した会社は、今まで複数の投資家から集めた資金で運営しており、やはり多額の赤字を計上してきたのですが、ようやく芽が出て、今まさに反転利益が出るターニングポイントといった状況です。こちちらはと言うと、金融機関による資金調達を試み始めているのですが、りんくでもお手伝いしようかという状態になっています。

いずれにしても、新規性の高い事業を創業し、多額の開発費や運転資金の必要なベンチャー企業への融資は、金融機関にとって実績が乏しいというのが現状です。また、創業者の資産を担保に差し出すこともできない不透明な会社でもあるため、簡単ではないのは良くわかりますが、何とかベンチャーキャピタルと金融機関との間の資金調達ができないものかとつくづく感じます。

現在のように閉塞感が漂っている経済状況においてこそ、イノベーションを起こす企業を育成する手厚い仕組みが必要なのではないでしょうか。

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posted by 小久保忍 at 14:24| Comment(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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