2011年07月25日

秀次の切腹に思う

昨日の大河ドラマ“江”では、“太閤”豊臣秀吉が、“関白”豊臣秀次に謀反の疑いをかけて切腹に追い込んでいくストーリーが描かれていました。

豊臣秀吉はもともと、天下を手にして後継者を甥の秀次に譲り隠居に入ろうとしていました。しかし、50歳を過ぎてできた子供“拾”(のちの豊臣秀頼)可愛さに、晩年その子供に執着し、遂には、甥を追い詰めて殺してしまったのです。

この話を聞くと、ついつい仕事上中小企業と重ね合わせて、二つの課題が含まれてることを感じてしまいます。一つは、タイミングです。年齢とともに人により差はありますが、鈍っていく体力や判断力を考えて、いつ後継者にバトンタッチするかのタイミングが問題になってきます。そもそも、仕事は人に貢献することが目的なのに、執着しだすと自己本位となり、自己満足の罠にはまってしまうのです。

また、もう一つは、世襲問題です。秀頼は歴史上の評価からすると暗愚でリーダーとしての資質に欠けていたといわれています。その結果、豊臣家を滅ぼすことに繋がってしまいました。

中小企業は、やはり資質があるのであれば身内が引き継ぐことがいい側面もあります。しかし、現代の厳しい状況では、創業者以上のパワーと能力が必要とされるので、そのような子供がいる確立は余りありませんよね。しかし、後継者育成塾を実際にやっていると、後継者としての先天的な資質よりも、覚悟と鍛錬によって身に着けられるものであるとも感じます。

いずれにしても、後継者不足で悩んでいる現在には難しい問題ですが。

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posted by 小久保忍 at 13:05| Comment(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする